歯医者さんが診察中によく使う言葉や治療に関する専門用語などを辞典形式で集めました。

マ行

むし歯とは、歯垢などの細菌によって歯が溶かされる感染症のことをいいます。
齲蝕(うしょく)カリエスとも呼ばれます。

むし歯になってしまった場合、むし歯の部分を取り除き、その上から被せ物詰め物を入れ治療します。
歯の神経(歯髄)まで達してしまった場合は神経を取り除いた後、根管治療を行います。

正しいプラークコントロールを意識して、むし歯を作らないようにすることが最も大切です。

昔は虫歯と漢字で表記されていましたが、現在ではむし歯と平仮名で表記されるようになりました。
マイクロスコープとは、歯の治療の際に使う、巨大な医療用顕微鏡のことです。
マイクロスコープを使うことにより、肉眼では見えにくい問題点をより正確に把握し、精密な治療が可能です。根管治療などにおいても成功率が大きく変わってきます。

ただし、コストが高く、どこの医院にも置いてあるというわけではありません。
マイクロスコープでの治療を求めるのでしたら、事前にその医院に置いてあるかどうかのチェックが必要です。
マウスピースとは、咥えるようにして歯に装着する治療器具です。
マウスガードやガムシールドなどとも呼ばれています。
軟性レジンなど合成樹脂で作られていることが多いです。

顎関節症の治療、ホワイトニング歯ぎしり治療歯列矯正など様々な治療に用いられます。
メタルコアとは、金銀パラジウム合金で作られた銀色の土台です。

一般的な土台で、ほとんどの症状で使用することができます。
しかし、金属のため、歯ぐきが変色してしまったり、金属アレルギーの原因になったりもします。
また、歯よりも硬いため、くさび効果により歯が割れてしまうこともあります。
割れてしまった場合、多くは抜歯をすることになります。

保険適用なので安価で使用できるのも特徴です。
メタルフリーとは、歯科治療で被せ物詰め物などに金属を使用しないことを言います。
口の中に金属を使用すると、金属アレルギーや水銀などの危険性があるので、メタルフリーは体に優しいです。

見た目も審美的で仕上がりが美しくなるのでお勧めですが、保険適用外となることが多いので値段は高くなることがあります。

レジンセラミック、グラスファイバーなどがおもに使用されます。
メタルボンドとは、金属を支柱とし外側にセラミックを焼きつけたクラウンの一つです。

セラミック製ということもあり、色が天然の歯に近く変色しづらい。強度も十分にあり、よく使用されるクラウンです。
しかし、内側から金属が見えたり、金属のため歯茎が変色してくる場合もあります。

保険適用外となり、価格が10万円を超える場合もあります。
埋伏歯(まいふくし)とは、骨や歯肉に埋まった、出てきていない歯のことです。
親知らずを指すことが多いです。その場合、埋伏智歯ともいいます。

親知らずが横になって埋まっている状態のことを水平埋伏智歯といいます。

RTとも呼ばれます。
摩耗症とは、断続的な刺激により歯が擦り削られ、歯の表面がへこんだりすることです。

釘を咥えたり、楽器を吹く職業の人やパイプなどを吸う人は摩耗症になりやすいです。
一般の方でも、不適切なブラッシング(毛の硬い歯ブラシを使ったり、過度のブラッシング)や合わない入れ歯などによりなることがあります。

英語では、tooth abrasion。そのため、Abrとも呼ばれます。

歯ぎしりなど、歯と歯同士の刺激による損傷は咬耗症といいます。
無影灯とは、治療の際に使用する医療用の照明です。
複数の光源を使用するため影ができず、また熱を発しにくいという特徴を持っています。

ユニットにつけるタイプのものもあります。

歯科以外の医療にも使われます。
無痛治療とは、痛みが少ない、または痛みのない治療のことをいいます。

一般に、麻酔を使った治療を指すことが多いです。
痛みの感じない初期段階むし歯の治療や、痛みの少ないレーザー治療のこともいいます。
麻酔とは、治療での痛みを和らげるために使用する処置のことです。

歯科での麻酔は、主に局所麻酔を用います。
局所麻酔の中でも、麻酔をする所の表面に塗るのを表面麻酔。
歯肉に注射をし、歯などに浸透させるのを浸潤麻酔。
神経に少量の麻酔をして、広範囲に効果を与えるのを伝達麻酔といいます。


病気や障害のためじっとしていられず、通常の歯科治療ができない場合、麻酔で眠らして治療をすることがあります。こちらの麻酔も歯科麻酔に含まれることがあります。